ライブ参加後記③ : fhána Cipher Live Tour 2022 新潟公演 | 真
今回は2022年7月2日のfhána Cipher Live Tour 2022 新潟公演を振り返る。
まえがき
東京から新潟は遠い。往復新幹線の出費もバカにならない。そうグダグダしている間に完売したチケット。しかし、6月15日に告知された追加販売を見て、新潟に行く機会もそうないだろうと考えた私は購入を決意する。リーダーサトジュンの出身が新潟ということ、東京公演を除きCipherツアー唯一の1日1公演ということもあり、目新しさに期待する気持ちもあった。
(9割方座席だったが、私含め一部はスタンディングだった。追加販売の経緯から推測するに、初めは座席のみの販売だったのだろう)
斯くして、往路昼行便→復路夜行便という東京新潟バス往復の旅が決まったのである。数年振りの長距離バスでこの無茶な行程。どう考えてもおしまい。
(道中別の理由でおしまいになりかけるのだが、それは別の時に書こうと思う。)
fhána Cipher Live Tour 2022 新潟公演
会場は新潟市内のNIIGATA LOTS。スタンディングのキャパは700人のようだが、座席+最後列スタンディングのこの日は300を切るくらいのキャパだったように思う。私は最後列のスタンディングだったが、ステージとの距離はあまり感じなかった。
座席は指定だが、スタンディングは整理番号ごとのエリア指定はなかった。30人も入れば満員くらいのスペースをあえて分ける必要はなかったのだろう。はじめ私は、ちょうどステージの正面、スタンディングの最前列を選んだ。すぐ前は仕切りの柵、数歩後ろは壁という環境で、私はあることに気づく。
後ろを壁にしてしまえば跳び放題なのでは......?
私は普段、ライブで高いジャンプはしていない。背丈から考えて、私が高く飛ぶと後ろの人の視界は相当制限されるのだ。(これは名目上の理由。実際の理由は、気恥ずかしいから...)
しかし、この日はその名目上の理由がなかった。気恥ずかしく思う理由も全くない。
私は跳んだ。
3曲、振り返りたい曲がある。
1つは、little secret magic。はじめの数拍は、なんか知らない曲来たね????という感想だった。その後数拍で"理解"し、歌い始める前には感謝モードになっていた私。私はずっとlittle secret magicになりたい!!!!と叫んでいる人間だったので、小刻みにガッツポーズを繰り返していた。
ギターもドラムもバチバチのライブアレンジが好きすぎる。もし次聴けるなら今度はぜひサトジュンの鍵盤で聴きたい。
お次はスウィンギングシティ。fhánaの街をテーマにした曲はかなり好きな曲が多く、この曲もその1つ。明るく軽快で、リズムに乗って体を動かしたくなる曲。始める前にクラップの練習したの面白かったな。
最後はOutside of Melancholyの話。これまでのライブでずっと控えめジャンプ人間だった私が、一番高く跳んだ曲だったと思う。曲の話というよりもジャンプの話になっているね。この日あらためて思ったけど、やっぱり自分はライブハウスの熱気が好きなのかもしれない。初めて行ったfhánaのライブもwhere you are tour 2019 illuminate,名古屋のライブハウスだったから。
あとがき
このライブは自分にとって、過去一番全身で楽しんだライブだったと思う。MCでtowanaさんが会場の雰囲気が温かい、楽しみに来ました!って顔してると話をしていたのもすごくよかったな。思い切り楽しんできたよ。翌日朝、バスを下り家へ向かう電車で聴いたこの日の曲たち、思い出として相当美化されている気もする。
これを書いたのはあけおめの集いの前日!体調整えて目の前のことできるだけ覚えておけるようにしたいと思う。
ライブに気恥ずかしさ、いりません!!!!
ではまた。