ライブ参加後記⑤ : fhána Cipher Live Tour 2022-2023 名古屋公演 | 真
今回振り返るライブは、2023年1月29日の Cipher Live Tour 名古屋 1部 & 2部公演です。
今回は主にそれぞれの公演で特に印象的だった曲と出来事を書き残しています。
星屑のインターリュード(1部)
昼公演の始まる1時間前、こんなお知らせがありました。
fhána Cipher Live Tour 2022-2023
— fhána_info (@fhana_info) 2023年1月29日
※本日の名古屋振公演に関しまして
1月27日夜の政府からのイベント規制融和の発表があった件に関しまして、改めて名古屋ReNY limited様と協議の上のうえ、マスク着用のうえでの声出しが可能となりました。
マナーを守りつつご観覧の程よろしくお願いいたします。
そう!この日は"コロナ禍"以降長らく待ち望んだ、声出しありのライブになったのです。
"星屑のインターリュード"では、イントロで会場の声援を受け、感極まるtowanaさんの姿が印象的でした。1部公演ではその後も長い間マイクを観客側へ向けていたように思います。晴れやかな表情でライブしてるのを見ると幸せな気持ちになりますね。
innocent field(1部/2部)
この曲は......INNOCENT FIELD!?!?!!!!
まさか2023年にライブでこの曲を聴ける機会が来るとは。イントロのゴキゲンクラップ(?)と"ポンポン"でめでたく喜びの舞をしていました。
洒落た間奏にtowanaさんの"Ah ah"、サンプラーから発される"ポンポン"など、好きなところばかりです。"Ah ah"で指さしやったり、"ポンポン"に合わせてクラップするの楽しかったな。
原曲のフェードアウトしか知らないものですから、最後towanaさんと佐藤さん、kevinくんのハモりでスッと締めたのには驚きました。
愛のシュプリーム(1部)
激しいドラムスアレンジがよすぎる!!!!
これまでもライブアレンジで化けていたこの曲は、声出しを経てさらに別の曲へと変貌しました。
あれは2番Bメロ、"明日を開く鍵だろう"の辺りだったでしょうか。佐藤さんが手を上下に振ってこちらを煽る姿が目に焼きついています。立ち上がって手を大きく振って煽る佐藤さんは初めて見た気がします。
そんなテンション絶好調の様子を見てすっかり満たされた気持ちになる私。好きな人たちと同じ空間で楽しさ共有できる体験は至高です。
Ethos(1部)
𝒕𝒐𝒅𝒂𝒚 𝒊𝒔 𝒕𝒉𝒆 𝒅𝒂𝒚
𝒅𝒐𝒏'𝒕 𝒃𝒆 𝒂𝒇𝒓𝒂𝒊𝒅
𝒊𝒕'𝒔 𝒕𝒉𝒆 𝒆𝒕𝒉𝒐𝒔
𝒓𝒆𝒂𝒄𝒉 𝒕𝒉𝒆 𝒘𝒉𝒊𝒕𝒆 𝒔𝒕𝒂𝒓𝒔 𝒏𝒐𝒘
この曲をライブで一緒に歌えるようになった日は、私にとってあまりにも"𝒕𝒐𝒅𝒂𝒚 𝒊𝒔 𝒕𝒉𝒆 𝒅𝒂𝒚"でした。もしかすると"Ethos"は、この日この瞬間を迎えるための曲だったのかもしれません。
これまで少なからず苦い思いを重ねてきたこの曲でしたが、この日は前向きの力のみをもらったように思います。それにしても間奏の和賀くん熱奏よかったな~~~。今はSound of Scene ONLINE“Ethos”のライブ映像もまた違った気持ちで見られるのかもしれません。どうも当時は縋るような思いで見ていた気がするから。
kotonoha breakdown(2部)
ことのは、、、結成後最初に作った曲をこの日最後にやってくるんですね。
バチバチの演奏してギターを振り上げる和賀くんがあまりにも輝いていました。アウトロは一層激しく、終盤には膝をついて弾く姿。原曲アウトロ序盤の荒々しいギターがそのまま最後まで駆け抜けた、と書けば伝わるでしょうか......?
曲の後和賀くんが確か"膝をついてそのまま行っちゃうかと思ったけど、なんとか戻って来られた"みたいな話をしていて、それがちょっと面白くてよかったな。自分だったら...というのは失礼かもだけど、力抜けてそのまま立てなくなりそうだし。
旅の幸運を祈るkotonoha breakdownの力強さは圧巻でした。強いメッセージを持った曲がライブで一層力を増して響いてくる。これもまたライブの醍醐味かもしれないね。
Outside of Melancholy ~ 憂鬱の向こう側へ ~ . (2部EN)
最後の曲を終えてスクリーンが降り、ライブ告知の映像が流れ終わり、照明がついても止まらない拍手。
予定になかったというアンコールが始まりました。
"あるはずのなかった再演、ですね"と話すサトジュン。どう見ても気持ちよくなりすぎていて、思わず笑顔になりました。
そんなやり取りから始まったアンコールの曲は、Outside of Melancholyでした。
ピアノアレンジのエモが全開すぎて、towanaさんがなんとか佐藤さんのタイミングに入ろうとしていたのもよかったなあ。"ライブ感"ってこういう瞬間に強く感じるものなのかもしれません(陳腐です)。
towanaさんが連れていってセンターで演奏する和賀くん、その近くで跳ぶkevinくん。そして会場の大合唱。凄いこと起きてましたね、、、。ライブ体験として一番好きなOutside of Melancholyになりました。
一番にするにはあまりにも特別だから殿堂入りかな...。
おわりに
fhánaメンバーの感情を歌や演奏、表情やパフォーマンスから感じる場面が多かったのもあってか、心を揺さぶられ続けたライブでした。終演後の"和賀"コール、大変よかったね...。挨拶時和賀くんが噛み締めるような表情をしていたのがまたなんとも...。
佐藤さんの言っていた通り、"延期になってよかったとは言えない"けれど、その結果として、思わぬ形で声援を届けられる機会に恵まれたのが本当に嬉しかった。特に今回は。離れる人を黙って拍手で見送るのって、実はけっこう寂しい。
...と、最後にあれこれと書きましたが、この辺りで終えようと思います。次行くfhánaのライブは6月の京都かな!シンプルに京都行きが楽しみです。未視聴だった"有頂天家族"を見始めました。これってけっこう好きな話かも。
ではまた!